つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

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婿入りも大変『女王ヴィクトリア』

女王ヴィクトリア』世紀の結婚
お相手はアルバート。ドイツのザクセン公国の第2皇子。ヴィクトリアの母ケント公妃の兄の息子にあたる。つまり従兄。
かつてヨーロッパでは王室同士国を超えて相手をやり取りしていた。お互い親戚同士だからそれは簡単?
現在はイギリスをはじめとして出身がどうであれ、自分が気に入った相手と結婚していますが。
日本の皇室はなかなかそうはいきませんね。特に皇太子妃になる人がいません。大変なのがわかっていますから。
ザクセンは小国で、しかも第2皇子のアルバートは財産と言えるようなものは何も持っていません。
ヴィクトリアとアルバートはお互いを気に入ってますが、婿入りするアルバートとしては自分が自由にできる年金や立場がどうなるのか気になります。
もし何もなければハンカチ一枚手に入れるにも妻であるヴィクトリアにお伺いを立てねばなりません。
ヴィクトリアは「ハンカチなら王宮にいくらでもあるわ」と言うのですが、そういう問題ではありません。
ドラマを見ていて知ったこと。それはイギリス人はドイツ人が嫌いだということ。多分フランス人も嫌いだと思います。この3国はお互い快く思っていない。ライバルなんですね。
ちょうど日本人が朝鮮や韓国や中国が嫌いというか、相手が自分より上になることが面白くないという気持ちにすぐなるのと同じ。
『ダウントンアビー』でもそうでしたが、上層部の人達のドラマと共に必ず使用人の人達の物語が並行して描かれ、ストーリーに厚みを持たせる効果を出しています。韓ドラも時代物はそうですね。