つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホンのリニューアルブログです。内容少し変更

『キム課長』本業あっての会社

『キム課長』19・20話(最終回)
TQグループ会長が頼みにするのは元検事総長。当然多額の金が賄賂として渡されている。
一方会長配下のチョ常務。会長に忠誠を誓っていると出所する時には還暦を過ぎてしまうぞと脅され、真実を明かすことに。
創業者の娘で社長である母とその婿になった会長の父との間で息子のミョンソクは悩むが、結局父より会社と社員を救う方を取る。息子を最後の頼みとした父からスイスの隠し口座の番号を聞きそれを経理部の予備費に入金する。金持のドラ息子だった彼がこのように変わったのは母の勧めで経理部に入り平社員として共に過ごした影響が大きかった。
会長は懲役22年、チョ常務は7年。以下本部長、会計部長が罪を償うことに。
検察と協力して会長を罰することに成功したキム課長とソ理事。
二人は会社を去り、キムは群山時代の金融会社の社長に頼まれ、再びクラブ経営をすることに。それだけではなく、警察から潜入捜査を依頼される立場になる。
元検事のソ理事は法律事務所を立ち上げる。しかしTQ社長からCEO公募に応じるよう要請が来る。
このドラマはトップが私腹を肥やし、社員を省みない姿が描かれましたが、大企業と言われる会社が本業に尽くすのではなく、投資とか買収で利益を得ようとする傾向、韓国だけじゃなく、日本、アメリカ、おそらくヨーロッパも21世紀の特徴のようで、そんな経済社会はそろそろ限界、とそんなことを考えさせられました。