つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホンのリニューアルブログです。内容少し変更

女の生き方もいろいろになって来た『デージーラック』NHK(毎週金10時)

朝、当地で地震
私は長野県北部に住んでいるのですが、10時過ぎ地震がありました。びっくりしましたが、次の揺れが無かったのでホッとしました。
この地は昔、幕末の頃、弘化の大地震という大きな地震があって、その跡、例えば流れ着いた大きな石とか、断層の跡が未だに見られる場所があります。150年に一度ぐらい大きな地震があると言われています。そろそろという気がします。
よく外に出るな、何か落っこちてくるかもしれないから、と言われますが、改めて部屋を見回すといろいろ倒れてきそうなものがあり、中にいる方が危険な気がします。
幸い我が家は庭が広いので外に逃げた方がよさそうです。こういう何か事件や災害の時は自分で考えて行動したほうがよさそうです。それで失敗することはあるでしょうが、それは「不運」というしかない。

『デージーラック』NHK金曜10時がちょっと面白い。
30を迎えた小学生以来の仲良し4人組の女子が、「ヒナギク会」と称して何かあると「女子会」を開いている。
確かに女性も30才を迎えてこれと言った専門性を持っていないと不安になるもの。
かつてはもっと早い年令で結婚というコースがありましたが、それを素直に選ぶ時代ではなくなっている。
私、昨年入院して手術を受けたので、看護師さんを身近に観察する機会を得ました。
前からそう思っていたのですが、看護師になるには「根性がいる」。
「看護師になるって資格採るまで大変ですよね」と言ったら、よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに「そうなんですよ」と全員がお答え。「そうでもなかったですよ」と言った人は一人もいなかった。それなのに夜勤や休日出勤のあるような大病院の看護師を結婚し、子育てしながらというのは大変で、泣く泣く辞めたり、パート看護師になったりしてしまう人も大勢いてもったいない。
最後に面倒見てくれた看護師さんは9才と11才の二人の子持ち。「ジジババふるにこき使って乗り切った」と言ってましたが、そんなジジババ付きの看護師さんばかりじゃない。
最近、地方ではやたらに?看護大学が新設されて、時間的には看護専門学校よりゆったり勉強できますが、お金がそれだけ余計にかかり誰でもというわけにはいかない。
男性看護師も増えましたが、力の必要な場合は重宝ですが、やっぱり女性看護師の柔らかい手の方がいい。おじいさん患者も若い女性看護師から元気をもらっているようで、「セクハラ」と単純に言い難い場面もあります。
4人の女子の今後は?
主役の佐々木希、めちゃくちゃかわいい。

 

 

映画やドラマで見て来た南北分断の悲劇

歴史的南北会談
私は韓流ファンなのでホントよかったなと思いました。これから自由に南北が行き来できるようになれば韓国の人にとってはもちろん日本にとっても悪いことにはならないと思います。
何といってもミサイルだの核だのの心配をしなくなるのですから、これを歓迎しないのは軍事で儲けている企業だけではないでしょうか。
韓流スターの方たちも喜んでいると思います。
韓流スターの中でこの問題に関心を寄せて発言していたのはチャ・インピョでした。クロッシングという映画で元サッカー選手で病気の妻のために薬を手に入れるため脱北を試みる男の役を演じました。結局妻も息子も死んでしまうという悲劇で、北朝鮮が最も苦しかった90年代を背景にしていました。
ビョンホン氏の『JSA』、チャン・ドンゴンウォンビンの『ブラザーフッド』など思い浮かびます。

『ブラックペアン』
タイトルのブラックペアンって何かなと思っていたら手術の最後に使う外科用止血鉗子のことなんですね。
外科手術には技術がいります。手はあまり大きくちゃダメ、器用な人でないと望んでも外科医にはなれません。
しかしスナイプという最新の医療機器を使うとそれほど熟練していなくとも手術は成功するという触れ込みでその実験的手術が渡海(二宮)の勤務する病院で行われるのですが・・・。
私は昨年、内視鏡手術をうけたんですが、多分メスで身体を開く手術と比較すると患者への負担が軽いんだと思います。それでもカテーテルを顕微鏡下で患部に進めるには集中力と技術と経験が必要で誰でもというわけにはいかないと思います。
まだ若い、渡海と違ってニコニコと接してくれる性格の良さそうなお医者さんで幸運でした。
渡海の父も外科医だったようで、渡海の器用さは父譲りのようです。
せっせと金を貯める渡海ですが、どうやら理想の病院建設をもくろんでいるよう・・・。

 

たくさんやってこそ腕は上がる『ブラックペアン』

4月に入り暑かったり寒かったり不順な天候ですが、当地は比較的穏やか。花々も去年より早めですが順調に咲いています。
4月からの注目ドラマは『ブラックペアン』
私は医療ドラマはドラマチックに仕上げるためわざとらしいとして見なかったのですが、昨年思いがけず入院するはめになり、病院とかそこで働く人達のこと興味深く観察するようになり、見ようかなという気になりました。
診断と治療は一体のものでなくてはならないのですが、特に手術に関してはこれを上手にできる医師とそうでない医師とでやはり差があるよう。
手術を上手にできることに生きがいを感じる職人医師と、論文の質と数を誇り、権威を求める医師とやはり両方の流れが現実にもある。
地方は各県に必ず一つは国公立の医学部があって、そこが基幹病院に医師を回す仕組みになっているようです。その地で医師になり、仕事を続ける人ばかりだと問題はないのですが、今は医学部に入るのは難関。必ずしも地元出身者ばかりではなく、むしろ他県の学生の割合が増えていて、これに学部の方は頭を悩まし、一定数は地元出身という方法を取っているようです。いいと思います。偏差値や学業成績順で全ては決まらない。医師もそうですが、最近の官僚の言動を見ていると「学業成績の良い事とまことの知性は違う」ということがよくわかります。
二宮和也竹内涼真。二宮君が天才心臓外科医。涼真君は研修医。あんまり安易に天才とか言ってほしくないですけどね。器用さとかセンスは問われますが、いくつも手術を体験してこそ腕は上がるものですから。
二宮君が涼真君に言うセリフ「邪魔」。確かに涼真君はでかすぎる。野球の大谷君ならともかく。
私の外科医イメージもいつも作業衣の上に白衣をひっかけて、病院内をうろついていて、病院に住み着いているんじゃないかと思うようなもの。
二宮君はまさにその通りですが、彼がやるからむさくるしくは見えない。

牛車の格が騒動のもと源氏葵の巻

源氏の正妻葵上の出産と死
少し先ですが、5月には京都で葵祭が行われます。
平安時代から続くこの神事と行列は「源氏物語」にも重要な物語の転機として登場します。
源氏と正妻葵上の仲はしっくりとまではいかないまでもそれでも少しづつお互い慣れ親しみつつありました。そして懐妊。葵上はつわりに苦しみます。身分の高い女性ほど身体を動かしませんからつわりが重くなりがち。でもそんなこと経験上わかっているはずなのにその対策はしなかったのでしょうかね。
しかし気分転換を兼ねて行列見物にでかける。左大臣家という臣下としては最高の家のこの頃は牛車ですかがすでに待機している他の車を押しのけて前へ出ます。
押しのけられた車が源氏の年上の恋人六条御息所の車でした。目立たない網代車だったために押しのけていいと供の者達は思ったようです。
京樂真帆子という人が『牛車で行こう!』という本で牛車と身分の関係を解説しました。
東宮妃という高い身分でありながら、お忍びのため網代のやや粗末な車をしつらえたため軽く見られたようで、誇り高い六条御息所は深く傷つき、正妻葵上の懐妊、源氏の冷たい態度も相まって懊悩します。その怨念が葵上に取りつき、つわりは重く、その上難産、葵上は何とか出産したものの間もなく亡くなってしまうという設定。
京樂さんは大学の先生だが、学生に現代にたとえるなら唐車はベンツ、網代車はアクアだと説明しているとか。

チェ・ジゥさん、よかった!

チェ・ジゥさん結婚
韓流ブームの火付け役となったドラマの数々でヒロインを務めたチェ・ジゥさんがようやく・・・。
冬のソナタ」、「美しき日々」、「天国の階段」3大韓流ドラマといっていい作品で主役の男優の邪魔をせず、女性視聴者からも好感を持たれた。この3ドラマが日本の視聴者にも好感を持たれた理由は相手役のチェ・ジゥのどぎつくない雰囲気があったと私は思っている。
でもヨン様、ビョンホン、サンウの誰とも「いい仲」にはならず、恋のうわさは流すもののそのまま流れて去っていく例が多く、「結婚はないのかな」と思いましたが、よかった!
韓国では「結婚紹介業」が盛んで、芸能人は芸能人で紹介する業者がいるらしく、「知人の紹介」としているのはこうした業者にお世話になった場合の表現のよう。

新朝ドラ『半分、青い』
NHK名古屋の制作ですね。
ヒロインのお父さん役滝藤賢一さん、特徴は「顔が小さい」。あまり小さいと弱弱しく見えてしまいますが、背はそんなに小さい人じゃない。

月が美しい季節になりました

朧月夜との危険な恋(源氏物語花宴の巻)
寒い冬がようやくすぎ、暖かい日々が続くようになりました。
我が家もサンシュユレンギョウ水仙、ヒヤシンスと咲き始めました。
源氏が朧月夜との危険な恋に走るのもこの季節。
2月(如月)の二十日頃、新暦で言えばちょうど今頃、宮中で花の宴があった。殿上人は何か芸を披露しなければならない。こんな時いつも注目を集めるのは時の帝の第二皇子源氏である。源氏は舞を披露し、人々の賞賛を受ける。これに対抗心を燃やすのは例によって義兄の頭中将。こちらも見事。
夜も更けほろ酔いの源氏は宮中をさまよう。どこもピタリと戸が閉まる中、弘徽殿のあたりが開いている。源氏はすばやく細殿(ひさしの間と言って細長い控えの間)に入り込む。ここで源氏を憎む東宮の母弘徽殿女御の妹朧月夜と出会い結ばれるのです。源氏は左大臣の娘婿、これに対して朧月夜は政敵である右大臣の娘で近く東宮に輿入れすることになっている身。
これほど「危険な恋」はないのだが、危険であればあるほど燃えるのが恋。
二人は逢瀬を重ね、遂に右大臣側に露見。
これで源氏は明石に都落ちすることになってしまうことに。
源氏二十歳。藤壺宮への叶わぬ恋が自暴自棄に走らせた恋でした。
月の運行には詳しくありませんが、歌にも出てくるように「春の朧月夜」は美しいものです。

元大関バルト、ドラマに

弟の夫』元大関バルトがドラマに。
BSプレミアムで放映されたゲイを主題にしたドラマ。何と大相撲元大関バルトがゲイ役で出演。
タレント活動をしているのは知っていましたが役者として登場するとは・・・。
たどたとしいところが返ってよかった。
双子の弟がゲイ。弟をよく理解できない兄だったが、弟はカナダでパートナーに出会って結婚。しかし病気?で死んでしまう。
日本に行って兄に会ってほしいという願いを果たすためにやって来たマイクという名の夫。
兄と兄の小学生になる娘となじむマイク。
何というほどのドラマは起きないのだが、そこがまたよかった。
外国人力士が引退してドラマにまで出るようになった大相撲の世界ですが、春場所見ています。
モンゴル勢ではない外国人力士が活躍する春場所ですが、魁聖というブラジル出身力士が好調です。優勝は誰がつかむのか最後まで分かりそうもないところが今場所の興味深いところですね。
突っ張りの阿炎、見るたびになんという長い手と感心。もっとうまくなればこの力士の廻しに手のかかる相手はいなくなるんじゃと思えるほど。