つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホンのリニューアルブログです。内容少し変更

スマホのハッキングでドラマ進行『番人』

『番人』5・6話
秘密チームのメンバーであるボミという若い女性はなぜか部屋から一歩も出ない。監視役として一日中パソコンに送られてくる画像を見つめている。
彼女は一家皆殺し強盗事件の生き残り。両親と姉が無残に刺殺された。
彼女の家はよくはやっている中華料理店で、米兵もやって来るような店。レジスターの中に納まっている紙幣の多さに目をつけた二人の米兵が強盗を思いつく。そしてそこには共犯者が。それはボミもよく知る身近な人達。叔父、店の料理人、出前をする店員。
警察はきちんと捜査をしてくれない。米兵が事件に関わっていることがわかると彼らの出国を認めてしまう。韓国もまた米兵は罪を犯しても治外法権が裏に手を回せば認められてしまう。この事件にも検事長のユン・スンノが関わっていた。
事件の後遺症からボミは外へでることができないのだ。
今日本でもスマホのハッキングが問題になっていますね。女優さんの不倫現場の写真が週刊誌に流失。どうやら自撮りをしたらしい。そんなことわざわざする気持ちが全く理解できませんが。「不倫」という遊びなんですね、きっと。
このドラマでもハッキングの名手が活躍します。こうした人にかかると、「自分のスマホであっても自分のものじゃない。誰かさんに勝手に使われている」というわけ。

ドラマで描かれて来た韓国の家族主義はいずこへ
韓国の地下鉄は65歳以上の高齢者は無料。それを利用して高齢者がちょっとした書類や荷物を宅配する商売があるのですね。
この仕事をする高齢者は年金では暮らしていけないので少しでも稼ごうとこの仕事をしているようなのだけれど、私達日本の韓ドラファンがさんざ見て来た韓国の家族主義や高齢者を敬う気風は急速に崩れていっているようで、苦労して一人前にしたのに成人したり、結婚したりすると親の元に寄り付かなくなるようです。でもそれを嘆きつつも老親達は「仕方ない。子供達も大変なんだから」と言っていました。(少し前のテレビ番組より)。