つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホンのリニューアルブログです。内容少し変更

粉飾決算と対決する?『キム課長』

f:id:kawarie:20170430014637j:plain

韓国ドラマ『キム課長』
『獄中花』の後ちょっと途絶えていた衛星劇場での韓ドラ視聴でしたが、『キム課長』で復活しました。ナムグン・ミン主演のコメディーなんだけど今の韓国社会の経済体制を皮肉った社会派ドラマでもある。
地方の群山という町の消費者金融会社で脱税と着服に励む計算能力にたけた男キム・ソンニョンという男が主人公。
ソンニョンの着服を大目に見ていた社長でしたが、「ソンニョンが会社を乗っ取る」のではという疑いに取りつかれ、クビにする。
その時、TQというソウルにある一流企業が経理担当の中途採用社員を募集しているのを見つけ、応募。採用される。
彼は内部告発をしようとして自殺?に追い込まれた経理課長の後に就任。
実はTQは粉飾決算を繰り返し内実は大赤字。それをうまくごまかして、中国の投資会社に投資させようとしていた。その要員に雇われたのだが・・・。
まだ若いがやり手の経済犯罪専門の検事だったソ・ユルという理事がソンニョンを
自分の手足として使おうとするのだけれど・・・。
このソ・ユルを演じるジュノは人気音楽グループの2PMのメンバー。
ソンニョンは母は幼い時に亡くなり、育ててくれた父は正直をモットーにする生き方でこれまた報われないまま亡くなり、そんな父を反面教師として、数字に強い能力を生かして、着服を繰り返し、お金を貯め、北欧に移住するのを目標としている。
さて彼が所属した経理部には正義感の強い女性課長代理や事なかれ主義の部長、その他部員が、会計部というこれはまた経理部とは違う部署と対立しながら日々を送っている。
ナムグン・ミンはこの作品の高視聴率で、一流スターの仲間入りを果たしたとか。