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つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホンのリニューアルブログです。内容少し変更

昔も今も宮廷暮らしは辛い

昔も今も
今、日本の天皇・皇后夫妻は共に80才を超えられましたが、美智子皇后がまだ皇太子妃だったころ、「美智子妃いじめ」というのが、よく女性週刊誌の話題になっていました。
源氏物語」の桐壺帝と更衣の状況とよく似た状態でした。「いじめ」をした側はお姑さんの当時の皇后と、宮家の妃たちでした。それらに仕える女官たちも「源氏物語」の女房たちと同じでご主人の意向に沿って、「女の意地悪」に加担していたようです(週刊誌によればの話ですが)。
この場合、夫である当時は皇太子ですが、意地悪した女官を呼びつけて叱ったりするとよけい逆効果なんですよね。今でも学校や職場の「いじめ」ってそうでしょう。先生に言いつけたりすると「倍返し」される。
その時の皇后、昭和天皇の奥さんは美智子さんが「平民の出」というのが気に入らない。でも日本は戦争に負けて、皇室と天皇の兄弟の宮家以外はみんな平民になったんだから仕方ないと思うんですが、旧華族出身だったらよかったんでしょうかね。
でも敗戦後の旧皇族華族は特権を奪われて、財産税をがっぽり取られて邸を手放さなくてはならなくなった人達も大勢いたのですから、昔の身分がよくても何の役にも立たない。
美智子妃の場合は姑の皇后が70才頃から認知症ぎみになってしまい「いじめ」はこれを境に潮が干くように納まります。他の宮妃は立場が美智子さんより下ですから、いじめをするなんてとんでもないことで、心の内はともかく実際にそういうことはなくなった。
でも桐壺の更衣の場合はミカドの側室は大勢いますから、皇后にならない限り身分の上の方たちに一生遠慮して生きていかなくてはならない。気が遠くなります。
美智子さんは困難を乗り越えて今や皇后として天皇を支え、国民の人気も高い。
しかし皇太子妃雅子さんが困難を抱えることになってしまいました。「いじめ」はない代わりに縛られた自由のない宮廷暮らしは想像以上だったようですね。
源氏物語」に登場するお姫様たちはみな年下なのに源氏より先に亡くなっていきます。殆ど動かない、座っているというより横たわっている感じに近い生活だったそうで、とても不健康。高貴な女性はかよわいとうのが、尊ばれた女の魅力でした。庶民の女性はかよわくては生きていけませんが。