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つれづれ夜咄(旧韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホン)

韓ドラ・懐かし映画・時々ビョンホンのリニューアルブログです。内容少し変更

結果として会社改革『キム課長』

『キム課長』三つ目の仕事、待機室廃止
自殺に追い込まれた前経理課長の妻が会社の前で抗議活動、それを排除するために会社側が自動車事故を起こそうとしたまさにその時に、滑って転んで結果的に前課長の妻を助けたキム。
そして次はTQグループ内の宅配部門の労働争議で、裏金を使って組合潰しをはかった常務らの計画をこれまた偶然にも潰した。
しかし騒動を起こした責めを問われ、罰として「待機室送り」になってしまう。しかし「待機室」とはいうものの部屋さえなく、廊下に机と椅子、人目にさらされながら「反省」の態度を示すという屈辱的なもの。この屈辱に耐えられず普通は辞表を書かされてしまう。
しかしキムはこの状態を逆手に取って好き勝手にふるまい、目の前にある総務室にも乱入、仕事の邪魔をする。
キムと同時に待機室行きで屈辱を受けた人事部長は机に辞表を置き、屋上へ。この部長の飛び降りを阻止したのはキム課長。この騒動で「待機室」は廃止に。キムの活躍に目を付けたのがTQ創業者の娘だが、病気のため経営を夫に任せている社長。会社がどんどん変わっていってしまうのを阻止しようと経理部の課長代理ユン・ハギョンを味方につけた社長だが、さらにキムを自分の計画に参画させようと考える。

獅童さん、病を告白
つい一か月前、ビョンホン氏のイベントで楽しませてくれた獅童さんが初期の肺がんであることを公表。手術をすることに。
あの時、人間ドッグをビョンホン氏に勧めていましたが、周囲に若くして病に倒れる人が次々に出て、自身はドッグを受診すると言ってました。

心ならずも結果は「聖人」。『キム課長』

『キム課長』6話まで(衛星劇場
このドラマ、コメディーなので、奇想天外な展開になってはいるのですが、描かれている状況は韓国社会の問題点そのもの。いや、日本も同じかな。
TQグループの内TQ宅配はその過酷な労働環境のため労働者がスト決行中。それに遭遇したキム課長。
労働組合の委員長とは昔からの知り合い。委員長を表す赤のベストが「カッコいい」と言ってそれを着こむ。そこへ会社側が雇った殴り込み隊がやって来て、赤のベストを着ていたキム課長、委員長と間違われ拉致される。
そこで大金を積まれ、ストの中止を迫られる。幹部の買収金だ。
まともな委員長ならあくまでそれを拒否するのだが、キムはあっさり「ストは中止する」という誓約書にサイン。
そしてバッグに入れた金を会社に持ち帰り、経理部長に相談。事なかれで日々を送っている部長ですがさすがに社歴は長い。お金は予備費に戻しておけば問題ないとアドバイス。銀行へ行って金を会社に戻す手続きをしたのは課長代理のユン・ハギョンでした。
部長は娘がカナダへ留学中。妻も娘に同行していて、寂しい一人暮らし。「仕送りマシン」状態。これ、韓国によくあることだそうで、ビョンホンの新作映画も確かそんな父親の話じゃなかったかな?
TQの会長にその腕を買われ、検事から理事に中途入社したジュノ演じるソ・ユルは、生え抜きの常務チョ女史と何かと対立。TQの粉飾決算の先行きが危うくなりつつある。
自分が採用したキム課長に振り回され、何かと正論で前に立ちはだかるハギョンになぜか惹かれてしまうというエリートのユル理事。クールなようでいて、滑稽なところもあるキャラクター。ジュノはうまく演じています。ミュージシャンって、やっぱり器用なんですね。
自分は全然そんなつもりはないのに、結果として「聖人」と人々から賞賛されてしまうキム・ソンニョンです。

粉飾決算と対決する?『キム課長』

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韓国ドラマ『キム課長』
『獄中花』の後ちょっと途絶えていた衛星劇場での韓ドラ視聴でしたが、『キム課長』で復活しました。ナムグン・ミン主演のコメディーなんだけど今の韓国社会の経済体制を皮肉った社会派ドラマでもある。
地方の群山という町の消費者金融会社で脱税と着服に励む計算能力にたけた男キム・ソンニョンという男が主人公。
ソンニョンの着服を大目に見ていた社長でしたが、「ソンニョンが会社を乗っ取る」のではという疑いに取りつかれ、クビにする。
その時、TQというソウルにある一流企業が経理担当の中途採用社員を募集しているのを見つけ、応募。採用される。
彼は内部告発をしようとして自殺?に追い込まれた経理課長の後に就任。
実はTQは粉飾決算を繰り返し内実は大赤字。それをうまくごまかして、中国の投資会社に投資させようとしていた。その要員に雇われたのだが・・・。
まだ若いがやり手の経済犯罪専門の検事だったソ・ユルという理事がソンニョンを
自分の手足として使おうとするのだけれど・・・。
このソ・ユルを演じるジュノは人気音楽グループの2PMのメンバー。
ソンニョンは母は幼い時に亡くなり、育ててくれた父は正直をモットーにする生き方でこれまた報われないまま亡くなり、そんな父を反面教師として、数字に強い能力を生かして、着服を繰り返し、お金を貯め、北欧に移住するのを目標としている。
さて彼が所属した経理部には正義感の強い女性課長代理や事なかれ主義の部長、その他部員が、会計部というこれはまた経理部とは違う部署と対立しながら日々を送っている。
ナムグン・ミンはこの作品の高視聴率で、一流スターの仲間入りを果たしたとか。

弱小領主のドラマが続くNHK大河

弱小領主の話が続くNHK大河ドラマですが、『真田丸』の方は救いがある感じでしたが、『女城主直虎』の方は悲劇的すぎます。
三浦春馬が演じた直親は、子供の頃は暗殺を避けて信州に逃れ、やっと領主として戻ってきたと思ったら、今川に切り殺されてしまう。
真田家も井伊家も徳川について幕末まで生き残った大名ですが、そこまでになるには涙ぐましいドラマと犠牲があった・・・。
4月からの新ドラマでは『リバース』を見てます。リバースとはテープの逆廻しとか車の後退ギアなどを指す言葉のようです。
大学時代を共にした4人が10年後、一緒に旅行した仲間の死をめぐって、忘れたい過去に否応なく引き戻されるストーリー。湊かなえの原作。この人の作品はいつも人が普段押し隠して忘れている過去に引き戻されるというパターンが多いですね。ミステリー風なんだけど、本格的ミステリーとはちょっと違う。

六条御息所の怨霊
京の都は御所のある二条あたりが最高級の貴族が住まうところ。六条というと相当中心からは離れた場所ですが、先の皇太子妃が今の天皇に遠慮して、こうした離れた場所に邸を優雅に作りなして住んでいるという設定。そこへ行く途中の五条といえば庶民が多く住む場末ですね。そこに左大臣の息子という身分の高い頭中将の愛人夕顔が中将の正妻の嫉妬を避けて住んでいる。
この女夕顔を源氏は人の住まなくなった荒邸に連れ込んで思い切り楽しもうとしたところが、夜中、女は物の怪に取りつかれ死んでしまう。この物の怪が六条御息所の嫉妬が怨霊となって夕顔の命を奪ったと語られる。
だいたいがこの頃の貴族の女性は部屋の奥にいてあまり体を動かさない。不健康な状態でいるので、お産で命を落したり、原因不明の病いで短命な例が多い。男性の方が長生き。「源氏物語」でも女性が若いのに源氏より先に死んでしまいます。紫の上とか。
夕顔の侍女の右近に尋ねると、夕顔の両親は既に亡く、後ろ盾を失った夕顔は頭中将の思い人になったという中流貴族の身分の女性。頭中将との間に女の子が一人いる。後に玉鬘という名の女性として登場する。
女を廃邸に連れ込んで、しかもその女が死んでしまうなど、一大スキャンダルです。ですから源氏のそば近くに仕える惟光という家来に後始末を任せ、右近は源氏の邸に引き取り。女の子を世話していた乳母は突然女主人がいなくなり、仕方なく夫の任地の九州に連れて行ったという次第。

いつも楽しませてくれるビョンホンファンイベント

イ・ビョンホンオンツアー2017に行って来ました。
最終日中野サンプラザ。近頃年のせいで疲れ気味。以前ほどの情熱はないのですが、それでもファンイベントには気合を入れ直して出かけます。やっぱりイベントはいつもながら楽しめるように構成されていて「行ってよかった」になります。
今回のコンセプトは「アワード(賞)」でした。
15年から16年にかけてビョンホン氏は芸能関係の様々な賞を受けたんですね。特に心に残っているのは「青龍大賞」の主演男優賞だったとのこと。韓国での映画賞の中でも3本の指に入る権威ある賞なんですね。「インサイダー」の演技が対象ですかね。
今回ビョン氏のキャラクターで中心になったのはイ教授夫人のHANAKO。前回のイベントから登場するようになったキャラクターですね。ビョン氏のファンの中心である中高年おばさまをイメージしたキャラ。これ、とっても生き生き自由に演じている。好きなのね女装キャラが。
日本の今流行のダンスパフォーマンスも。ピコ太郎と恋ダンス恋ダンスの方はドラマ見ていて、楽しそうな踊りと思っていたのでみんなに受け入れられたのはわかりますが。ピコ太郎の方は何でなんでしょうね。そういえばマツケンサンバというのが流行したこともありましたね。
日本の伝統芸に挑戦というので事前にビデオ撮りしたものが上映されました。花・陶芸・書でしたが、花のお稽古では着物姿も披露されて、似合ってました。花材にアイリスがあったんだけど、指導してくれた若い女性の先生はドラマ「アイリス」はご存じなかったようで、ビョン氏空振りでした。
陶芸はむしろ中国や朝鮮の方が本場だとは思いますけど。
書は子供の頃習ったと言ってましたが、ハングル文字でしょうか、それとも漢字も?
ハングルに関してはとても達筆だと言われてますが、「出逢い」の文字はいい感じに書けてると思いました。
そして何といっても会場を沸かせてくれたのが「コスプレフォトコンテスト」。ファニーというテーマでコスプレを披露されたファンの中から6人の方が選ばれ、その写真がステージに大きく映し出されるという、ファンにもパフォーマンスの場を今回考えてくれたんですね。なにしろ日本のファンクラブが設立されて10年を越えましたからね。スターとファンとしてステージと客席に分かれて向き合うところから肩を並べて交流しあうという関係に少しづつシフトしていってるような。
ファニーという観点でベスト賞を獲得された方、今の気持ちはに対して「なーんも言えね」という北島康介状態でした。
そして今回日本のゲストとして中村獅童さんが来て楽しませてくれました。歌舞伎の方ですからね、パフォーマンスは大好き。ミエを披露してくれました。ビョン氏も負けずに。歌舞伎には相当関心を持っているような・・・。韓国は芸能の国ですからね、伝統演劇はあるとは思いますが。
獅童さんは人間ドックで検診を受けるという話をしていました。この間、勘三郎さんや三津五郎さんなど若くして亡くなられる方歌舞伎に多いですからね。ビョン氏はまだそういうことはしてないようですが「した方がいいよ」と皆さんの声が聞こえました。
獅童さんやたらに「妻が妻が」と言うんですよね。一度失敗してますからその失敗をくりかえさないようにと思っているのでしょうが、ビョン氏のステージでそこまで強調しなくても・・・。
最後は恒例になった「お見送り」。でも今回は握手はなくてオリ?の中のビョンホンさんの前を一人づつ通過するだけ。やっぱり?千人との握手は無謀ということになったのでしょうか。今回開始時間が午後3時ということでファンの皆さんの帰りの時間を考慮したということもあったかと。
中野サンプラザはトイレの数が少ないのでしょうか。ほぼ女性ばっかりですしね。長い列ができて「お見送り」に間に合わないと用を足さずに我慢して戻って来られた方もかなりいたみたい。私も帰りにトイレに寄ってからと思ったんですが、長い列がイベントが終わっても続いていたので、あきらめて駅のトイレに行きました。

六条御息所と夕顔の対比

源氏17歳。都の六条あたりに忍んで通う女性ができる。前の東宮妃でゆくゆくは皇后になろうかという人だったが、東宮が亡くなってしまい、宮中を出て六条に邸を構え、優雅な生活を送っていた。東宮との間にできた女の子が一人いるが、年は源氏よりかなり上である。
若き日の源氏は母の桐壺の更衣が早くに亡くなってしまったこともあり、年上の女性に惹かれる傾向があった。藤壺宮、正妻葵上、空蝉、夕顔もそうなよう。中でも一番の年上がこの六条御息所と称される前東宮妃。この未亡人に憧れる貴公子は多くて、そんな若者達の教養サロンになっているのが彼女の邸。
最初は年の差を気にして源氏によそよそしかった御息所でしたが、源氏は熱心に口説いて契りを交わす。望みを達したとたん、源氏は憂鬱な気分になってしまう。あまりに完璧な年上の人。自分も完璧を求められている気がして、これでは正妻葵上と変わらないではないかと足が遠のきがち。しかしそれも悪いなと思い、二条にある自邸から牛車で向かう。途中五条あたりで、乳母だった人が病気で臥せっているというので見舞いに立ち寄ろうと思い車を止めさせる。その時ふと隣を見ると生け垣に白い花が咲いている。お付きの者に尋ねると「夕顔といい、このような粗末な垣根に咲くものです」と答える。
女たちが何人かいるようで、すだれの向こうからこっちを見ている様子。源氏はお供の者に「一枝折ってまいれ」と命じる。お供が垣根の中に入って折ろうとすると、童女が出て来て香を焚きしめた白い扇を差し出し「これにのせておあげなさいまし」と言った。その扇には歌が散らし書きしてある。女の側からの誘いかけである。源氏も早速歌を返した。そして惟光という一番近くで仕えさせている者に隣の家の女主人について調べさせるのだった。
そして相当な身分の女が隠れ住んでいて、どうやら源氏とはいつもライバル関係にある葵上の兄、つまりは義兄の頭の中将と関わりのある女だなと気づく。
さてこの女性夕顔と源氏は夢のような束の間の時間を過ごすことになる。六条御息所とは対照的な自己主張をしない、ただ源氏の意のままになる女、それでいて幼いというのとも違う。後にわかるが頭の中将との間に女の子も生んでもいる。
源氏は様々な女性と契りを交わしていくが、何かというとこの夕顔をいつも思い出すのだった。

大妃の死で時代が変わる『獄中花』完結

『獄中花』最終話まで
大妃の死。
大妃は「殺生簿」=暗殺名簿を作り、自分達と敵対する大尹派の謀反をでっち上げて一掃しようとします。それを弟のユン・ウォニョンに命じる。ウォニョンはその名簿の中に息子テウォンの名を見つけ、テウォンを呼んで「都を離れろ」と忠告する。
大尹派は次々捕らえられ、大尹派のリーダーイ・ミョンホンは屋敷を襲われ暗殺されてしまう。オクニョも襲われるが危うく難を逃れた。
それを知った王は自分の無力をつくづく悟り、「譲位」を決意する。
大妃は必死に説得するがかえって王に責められる。

我が息子を王の座に就けるために邪魔になる存在を次々に死に追いやってきた大妃は、そんな過去を息子の王に否定されて一挙に生きる力を失い危篤となり死んでしまう。
こうして形勢は逆転。ウォニョンとナンジョンは逃れて隠れ家に潜むが、ナンジョンの配下として働いていた商団のミン行首は自分達を見逃してくれるならとテウォンに取引を持ち掛け隠れ家を教える。
捕らえられたウォニョンとナンジョンは軟禁されるが、ナンジョンは次第にオクニョにいつか襲われるという幻影におびえるようになり、隠し持っていた毒薬をあおる。それを見つけたウォニョンも後を追う。それは王の命令で「毒をたまわる」使者が到着する直前の出来事だった。
王女のオクニョは王宮にという王の希望だったが、オクニョはあえてそれを断り典獄署の改善に取り組み、そのために自分が行首を務めていた商団の利益と人材を提供する。
オクニョとテウォンの恋の進展が気になるところですが、それは描かれず、罪人として捕らえられた人々の弁護をする外知部の仕事にさらに打ち込むという結末でした。
日本の場合、武家政権になって天皇はお飾り的存在となり、暗殺だのなんだのという争いとは王家は無縁になりましたが、古代ではけっこう血と血で争う歴史がありました。日本の時代劇はそのへんのあたりはあまりやりませんけどね。多分それは今も天皇家が存在するからでしょうね。